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7月18日
0型
関西
美味しいものを食べる。
   
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作品紹介

　2012年12月6日

鮫島勇一、29歳。
190㎝を越える長身と鍛えられた肉体を持ち、あだ名はシャーク。
『熊と戦って殴り殺した』とか『サメを素手で殺した』という噂もある。
男前だけど、荒っぽい工事現場の男たちさえ思わず目を逸らしてしまうほどの
威圧感の持ち主だ。
そんな鮫島が、ちゃらくて面倒くさがりな俺に恋をしたって!?
「お前が好きや。オレのもんになれや」って!??
強引な男と流される男のガチンコラブ誕生♥
 
 
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Q 12月6日にSHY文庫から『シャーク、シャーク、シャーク！』が発売になります。吉沢先生のデビュー作となりますが、今の率直な気持ちを教えてください。
  A 「わー、なんか……いいのかな？」という感じです。
Q タイトルの『シャーク、シャーク、シャーク！』は少年漫画を思わせるタイトルだと感じました。タイトルはどんなふうに決められましたか？
  A タイトルがなかなか決まらないある日、テレビでノーベル賞関連のニュースが流れていました。
ちょうど、村上春樹氏が受賞なるか？　という時期です。村上氏の著書に「ダンス・ダンス・ダンス」というのがありますよね。それを思い出し、「よし、私もシャーク三回くらい続けて言ってやるわ！　ついでにビックリマークつきだ！」とそんなノリでした。
あとは、「桐島、部活やめるってよ」という映画から「また、鮫島だってよ！」みたいなのも提案してみましたが、世の中に「桐島系タイトル」が溢れているということで却下されました。
不真面目に取られるかもしれませんが、これでもいつも真面目です。
Q 熊やサメを殺したという噂を持つ鮫島の存在感はあらすじからも感じられました！　昨今の草食系ブームに真っ向から立ち向かう肉食系の鮫島ですが、どのようにして生まれたキャラクターなのでしょうか？
  A 「きっと男の現場にはいるだろう、鬼軍曹みたいな人間が！　いや、いて欲しい！」そんな気持ちから。
Q 反対に、主人公の秋山はちゃらくて面倒くさがりなイマドキ男子です。強引な攻に対しての受もいろいろなパターンがあるかと思いますが、鮫島のお相手にこういうキャラクターを選んだのにはなにか理由があるのでしょうか？
  A 理由があったのかはよく思い出せませんが、あまり深刻にならないキャラにしました。
あ、そこ流すんだ……あ、それ許すんだ……みたいな。考えようによっては心の強いキャラだと思います。
Q 主人公たちが工事現場で働いているため、比較的しっかりがっちりした男性キャラクターが多いように感じました。頼りになる攻というのは高ポイントだと思いますが、吉沢先生の考える攻の理想像を教えてください。
  A あまり攻に理想は抱いていないので、ダメな攻でも情けない攻でもいけます！
ただ肉体的に逞しくあって欲しいです。要は身体なのかと、今、自問自答しています。
Q 『シャーク、シャーク、シャーク！』では関西弁が使われています！　方言を使った小説をご執筆するにあたって気をつけたことはありますか？　また今作で吉沢先生イチ押しのセリフがありましたらぜひ教えてください。
  A あまり分かりにくくならないようには気をつけました。担当さまに上手く伝わっていないように感じる箇所は、ネイティブ以外には上手く伝わらないのだと、少し書き方を変えたりしました。
イチ押しのセリフと言われると困るのですが、それぞれのキャラが一人で乗り突っ込みしているようなところは全部好きです。「オレ犯罪者か！」（鮫島剛一）とか。
Q 『シャーク、シャーク、シャーク！』を読者のみなさまに読んでいただく上で、注目していただきたいシーンを教えてください。
  A 現場で働いている雰囲気が出てたらな〜と思います。
Q 今回、入りきらずカットしてしまったエピソードや、実は……というような裏設定はありますか？
  A いっぱいあります！
攻や受の日常生活を妄想するのはもはや趣味なので、どうでもいい日常エピソードは山ほどカットしてあります。
実は最初は鮫島兄弟×秋山という、両手に鮫島という話にしようと考えてました。
そして秋山はもっと生意気でした。
Q まずはペンネームの由来について教えていただけますか？
  A 本名をもじった感じです。
Q BL小説を書くようになったきっかけを教えてください。
  A 好きなマンガの二次小説で、初めて自分で絵とか文字を書きました。当時そのジャンルやそのカップリングで活動している人がいなかったので、ないものは自分で書くしかないと思ったんです。あの時、萌えが他から供給されていたら、自分で書くことはなかったと思います。
その後、原作キャラへの愛からあまりひどいことをするのは後ろめたいと感じるようになって（どんな話を書いていたんだという話ですが）、それならもう自分ではじめからキャラも話も作ればいいのでは？　とオリジナルの方向に行きました。
Q 小説をご執筆される上でリスペクトしているものはありますか？　理由も一緒にお願いします。
  A 昔から少年漫画やハードボイルド系の小説が好きだったので、男社会とか、男の現場とか、男子チームとか、そういうものに憧れを抱いていることは確かです。
Q お仕事中、これだけは欠かせないという癒しや心の支えはありますか？
  A 疲れた時には、いつもカルピスを飲んでいます！
水：カルピス＝１：１くらいの濃い〜のを作ったりします。
そのうち家族に「だからすぐなくなんねん！」と非難されそうです。
Q 最も好きな攻＆受のタイプ、シチュエーションについて語ってください。
  A 受は気が強くてカッコいい男子が好きです。
強い受が強い攻に力で屈服させられる、なんて状況が好きです。
Q 吉沢先生にとって『萌え』とはなんでしょう？
  A あるとき〜：「わいわいｖｖ」
ないとき〜：「しょんぼり〜」
みたいな感じです。（５５１の豚まんのＣＭはもしや関西ローカルでしょうか？！）
あればそれだけで嬉しい楽しい、そんな感じです。
Q 最後に、読者のみなさまへメッセージをお願いいたします。
  A 読みにくい部分もあるかとは思いますが、少しでも楽しんでいただければと思います！
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