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辰巳さん、まずは権藤組組長襲名披露おめでとうございました。まずは今の気持ちを教えてください。
辰巳  「ま、これで命狙われる可能性が増えたってことだ。目出度くもあり、目出度くもなしってとこかな」
安藤さん、中村さん、辰巳さんの襲名披露はどうでしたか?

安藤  「辰巳さんの紋付き羽織袴姿は最高でした。口上も決まっていたし…。感動したっていうか、惚れ直したというか」
中村  「所作を知らない連中が多くて…。疲れた…」

これまでにもいろいろな敵がでてきましたが、今回は安藤さん、中村さんまで罠に落ち大変だったのではありませんか?
辰巳 「いつものことさ。別にどうってこともない」

安藤さんはお腹を撃たれましたが、もう大丈夫ですか?
安藤 「傷はどうにかふさがったんですが、直りが悪くて」
辰巳 「そりゃ、腹の辺りを動かしすぎるからだろ(意味ありげに笑い)」


安藤さんが撃たれたとき、中村さんは警察に拘留されていましたね。
外で何が起きているか、ご存知だったのでしょうか?

中村 「いや、知らない」


中村さんは拘留中必要事項以外一切しゃべらなかったのですか? そういう時はなにを考えているのですか?
中村「何も考えてない」


大切な狛犬であるふたりから離れひとりになってしまったとき、辰巳さんはどんな気持ちになられました?
辰巳 「俺はいつでも辰巳鋭二のままさ。一人だからって何も変わらない。ていうのは、表向きの答えだがな。
   龍の腕枕がなくて寝られなかった。何か一つ決めるのに、確認したくても中村がいねぇとな。不自由したぜ。本当に」


今回の事件で傾正会内部の膿みは一応なくなったと思っていいのでしょうか?
安藤 「いや、みんなそれぞれ腹の中に狸や狐を飼ってるような親分連中ばかりですから。
   安心するのは早いでしょう。当分、気は抜けないです」


これまでにもいろいろな敵対関係の人が現れましたが、もっとも手ごわかったのは?
辰巳 「まだまだ、あんなもんじゃ、雑魚の範疇だな。
   本当の敵は、自分の中にいるんだよ。慢心と油断、それが一番の敵だ」
安藤 「王大龍…個人的にまだ恨んでます」
中村 「警察…」

安藤さんあたり、コージを敵視していそうな気もしますが(笑)。
安藤 「(うろたえつつ)そ、そんなことはないです。あんな馬並み野郎なんてっ!敵視するほどのもんじゃないです」


これからもおそらく辰巳さんを狙う者はでてくると思います。そういう人に向けて、皆さん、一言ずつお願いいたします!
辰巳 「俺が傾正会、権藤組組長辰巳鋭二だ。やれるもんならやってみな」
安藤 「辰巳さんは俺が命掛けて守るっ!」
中村 「無駄な殺生はしたくねぇんだがな」


インタビュー終了後、辰巳さん、安藤さん、中村さん、それぞれに今後のことについてコメントをいただきました。 夢というのもおかしいかもしれませんが、今後こうしたいというような展望、希望についてです。
辰巳 「そうだなぁ。無人島買い取って、カジノでも開くか。
  従業員には、若くていい男ばかり揃えて。どうだ、そういうの?」
安藤 「俺は辰巳さんと死ねるなら本望です」
中村 「二度とムショに行かずにすむなら、それだけでいい…」

辰巳さん、安藤さん、中村さん、どうもありがとうございました!