智紀と紀宵が、芽吹と兵頭のラブシーンを盗み聞きしてしまう場面。
かなり早い段階から「これ絶対書く!」と思っていました。
若者たちが煽られていく様子を書くのはホント楽しかったです。
ちょっと悩んだのが、ばれたあと、兵頭がどういう格好で出てくるかですね。
マッパでもよかったんですが、マヌケな感じが強いだろうかと、ローブを羽織らせました。
でも紐なんか結ぶヒマはないわけで、前はガバッと開いているだろうからマッパとさして変わらんなあと、あとから気がついたりして。
まあ、拙作の攻はときどきお笑い担当にもなるので、気にしなくてよかったのかも(笑)
あとは全編通して、紀宵がとにかく智紀が好きだというところが、お気に入りです。
全身全霊で「かわいい、だいすき」って叫んでる。ただし、クチには出さないんですけどね(笑)
紀宵の気持ちにはまったくブレがなくて書きやすいのです。
自分の中でふたりをケモミミ化させて面白がっていたら、奈良先生がまさしくそういう雰囲気の絵をくださって、とても嬉しかったです。