サンダー
啓のペットであり、犬種はドーベルマン・ピンシャー。
不死者に対して反応するように訓練されている。
事態が正しい方向に向かっているかどうか判断する能力を持つ。
うなじに痣を持つ。
ジャッジは通常イエスかノーの二択のみ。
代々クロフォード家が所有するゴゾ島にある部屋。
初代総帥であるアダムが作った屋敷でもある。
入った人間に必要な能力を育てるための部屋を生み出す。
他には、幻想の間、幽玄の間、先視の間、聖者の間などがある。
啓は試練の間と幻想の間の扉を開くことができた。
薔薇騎士のみが持つ能力で、薔薇騎士が祝福したものは、不死者を倒す武器となる。
ただし、その武器の威力は薔薇騎士の手を離れると十数分しか保たない。
女子修道院
マルタ島にある薔薇騎士団の庇護下にある女子修道院。
不死者に対して傷ついた騎士団員たちにとって病院的役割も果たしている。
エリックの墓も女子修道院の敷地内にある。
審問会(しんもんかい)
薔薇騎士団で起きた問題について話し合う会議。
正規メンバー、四家の代表と女子修道院長で構成され、
半年に一度、マルタ島の薔薇騎士団本部にて開催される。
悪魔の告白(デモンズトーク)
不死者の自白を促す。
特殊な声のため、この能力の持ち主の声を長く聞くと、普通の人たちは気分が悪くなったり倒れたりする。正規メンバーも例外ではないが、唯一、啓だけは例外である。
舌に痣を持つ。
《不死者》を倒すために創られた秘密結社。マルタ島を本部とする。
メンバー以外の者に秘密を漏らすと厳しい処罰がある。
メンバーには正規メンバーとサブメンバーに分けられる。
正規メンバーになるためには、十八歳の誕生日に《儀式》を受けなければならない。
薔薇騎士のみが総帥になる資格を持つ。
怪我の治療もできるが、主に《不死者》に毒された場所を治す。
胸に痣を持つ。
額に痣を持つ。
未来を視ることができる。
《悪魔の告白》と並び稀少な能力であり、これまでに二人しか現れていない。
マルタ島